福岡レアモノ探索~その2
コラム
2022.12.12
前回ご照会した森山銘木さんの斜め前にある高取焼の鬼丸雪山窯さんをご照会します。
私は焼物などの芸術品には、まったく興味がないといいますか、正直その良さが分からないのです。旅行や仕事で地方に行った際焼物のお店などに立ち寄っても「ん~高い、出る」で終わってしまいます。
しかし、鬼丸雪山窯さんは違ってたのです!
なんと焼物でスピーカーを製作していたのです!その名も「BREATH」!直訳して「息」です!スピーカーのユニットを50年程前の西ドイツのSABAというメーカーを使っているそうで、世界中から部品をかき集め完全ハンドメイドで製作しております。
製作者である三代目の鬼丸雪山さんは、世界中を飛び回り焼物と音を研究し、そのイノベーションから高取焼スピーカーなる素晴らしい作品を生み出しました。実際に目を閉じてスピーカーから奏でる音を聞くと、目の前に演奏者がいるような感覚があり、本当に驚きました。当然アンプは真空管で、本当にいい音でした。あのスピーカーで私が好きなイングウェイマルムスティーンを爆音で聞いてみたいですね!気になるお値段も爆音でした!!
雪山さんに名刺をお渡ししたところ、東京局管内のとある税務署の副署長と同級生で大親友とのことで、なんとも世間は狭いものだな~と。
新事務所への設置を本気で考え、また夜も寝れない修学旅行前の高校生となっております…。
次回は福岡県みやま市にある木製家具製作の我楽堂さんをご照会致します。