事業のすすめ
コラム
2023.06.12
ここ最近、立て続けに人前で起業と事業についてお話しする機会がありました。
現代のように情報社会が進んでも、今も昔も事業経営についての基本的な思考は変わらないと思います。
事業にはサービスや商品を提供する「お客様」がいて、そのお客様に提供するサービスなどを考える「アイデア」が必ず必要となります。その「アイデア」を自分主体で考えるか、それともお客様主体で考えるかが、その事業の発展と衰退の分かれ目だと考えます。
私のクライアントでも、お客様目線になってその抱える不安、不便、不満などの悩み事を解消することで事業拡大している方も多くいます。方や過去の自らのキャリアに縛られて、そのキャリアの延長線上で事業を展開している方、つまり、自分主体のアイデアで事業を展開している方はあまり事業も芳しくありません。
お客様の話をよく聞き、その会話の中からお客様が抱える悩み事を正確にキャッチアップし、そしてその悩み事を解消する手立てを考えサービスや商品を提供する。この一連の思考がとても大事だと思います。自分の過去のキャリアなんて独立開業した後は全て捨て、お客様と真摯に向き合うことが、事業における第一歩だと思います。
今週末、顧問先の総会があるため博多に飛んできます。「事業というサバイバルレースで生き残るたに」をお題目に講演をしてきます。