相続の勘所 ~その7~

平成29年9月29日  遺言書について

以前と比べ遺言書を作成している方が増えてきている印象があります。その理由は、核家族化などを背景にした家族の絆の希薄化により、スムーズな相続が行われなくなったためと言われています。相続する権利(相続権)は法律で平等に保護されており、原則その権利を侵すことはできません。法律に基づいて権利を主張することは、当然の行為ではありますが、その主張に人の感情が入り込むと、ややこしくなります。

人の感情は、幼少の頃受けた不平等な扱いや学歴、職業、現在の境遇などの様々なコンプレックスを背景に、恨み嫉みなどの負の感情に取り憑かれ、人間関係において修復困難なもつれを生じさせます。

法律は万人に対し平等ですが、兄弟間といえどもその生い立ちなどは必ずしも平等であるとは限りません。そのギャップにより負の感情が蔓延り、「相続」が「争続」となるのではないでしょうか。

遺言書は、相続人間の負の感情を完全に取り除くことはできませんが、遺言書を単に財産の分け方を示す書類としてではなく、残される人へのメッセージを伝える手段として活用することをお勧めします。

一昨日、クライアントのI社長と大手FCの担当者との新規事業プロジェクトの打合せの際、夜遅くまで活躍してくれた25年物の電卓です。新しい大きな電卓も持っていますが、やはり頼りになるのは長年連れ添った相棒ですね!

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