平成30年5月1日 パワハラ・セクハラについて考えてみたら…
最近、ニュース・ワイドショーなどを見ると、パワハラとセクハラの話題で溢れかえっています。栄監督の伊調馨選手へのパワハラ、ナッツ姫と水掛け姫の部下へのパワハラと、財務事務次官の女性記者へのセクハラ、厚生労働省の健康局長の部下へのセクハラなど話題に事欠きません。
あの超有名アイドルのYさんがお酒が入っていたとは言え、自宅に女子高生を呼んで無理やりキスをすることは、芸能界の後輩へのセクハラとも言えます。
加害者の心理はよく分かりませんが、想像するに一生懸命努力して組織や業界のトップまで登り詰めるものの、私生活などで満たされず、少しゴマをすってきた部下や後輩などを、何でも許してくれる自分の可愛い子猫ちゃんと勘違いし、満たされない自分を満たそうとすることが背景にあるのでしょうか?
確かに分かります。大きな組織・業界は利己心と忖度が蔓延しており、そこでトップまで登り詰めることは並大抵の努力ではないでしょう。かつての上司・先輩からのパワハラ・セクハラもあったでしょう。そして加害者はそれらを我慢し、また気にせず過ごしてきたのでしょう。
加害者は、訴えられても私はパワハラ・セクハラなど一切していないと言うでしょう。それはそうです。自分たちもかつてパワハラ・セクハラを受けてきたが、それをパワハラ・セクハラと感じずにトップまで登り詰めたのですから。つまり、パワハラ・セクハラという価値観を持ち合わせていないのです。
私が人として尊敬できる上司・先輩は、だいたい出世はしないのですが、本当に思いやりがあり、人として魅力的な人ばかりで、その当時パワハラ・セクハラと感じたことは一度もありませんでした。他人への深い思いやりと信頼関係があれば、パワハラ・セクハラという問題は起こらないと思います。
とは言え、私の職場は私一人の超零細自営業、パワハラ・セクハラとは縁遠い職場です。アハハ…。たまに家でお酒を飲んで暴言吐いて、子供から#Me Tooと言われるくらいです…。